コレステロール 自覚症状

コレステロールが高いとき、どんな自覚症状があるの?

 

コレステロールが高い場合、どのような自覚症状があるのか見ていきましょう。

 

●肥満の可能性があるかもしれない

 

コレステロール値が高いと、ご自分で「肥満」かもしれないと思う事も出てくるでしょう。メタボというのをよく耳にしますが、メタボリックシンドロームを肥満だと思っている人も少ないでしょう。確かにメタボリックシンドロームの判定には内臓脂肪の蓄積が挙げられますが、太っている=メタボリックというわけではありません。

 

そもそもメタボリックシンドロームは、その先に待っている生活習慣病の意味で設定されています。メタボリックシンドロームはまず胸囲が男性で85センチメートル以上、90センチメートル以上であるかが見分けるポイントです。これは内臓脂肪が蓄積されていないかどうか判定するためでもあります。その上で血中脂質異常症、高血糖、高血圧のうち2つ以上があてはまるとメタボリックシンドロームと判定されるでしょう。いずれの基準においても脂質異常症や糖尿病、高血圧症の診断基準よりやや厳しい数値が出てしまいます。

 

●高コレステロール血しょうにならないためにも

 

高コレステロール血しょうにならないためにも、日頃から生活習慣を積み重ねていく必要があります。長年の生活習慣はすぐには変えられませんが、実行する事による効果も表れるでしょう。体脂肪率の減少によって大きく数値を低下させることが出来ます。2〜3キロの減量でも良い影響が出てきます。食事療法や運動療法、投薬による治療も行われていくでしょう。

 

●コレステロールや中性脂肪を低下させてくれる食品をとる

 

コレステロール値が高い場合には、コレステロールや中性脂肪を低下させる効果のある食品をとるといいでしょう。
・いわし
・大豆
・さんま
・さば
・豆腐

 

コレステロールの基準値や高い数値は?

 

自分のコレステロール値は血液検査で知る事が可能です。総コレステロールや悪玉コレステロールの基準値についてもご説明していきましょう。血液中に平均以上のコレステロールが増えた状態は「高脂血しょう」と呼ばれています。コレステロールの基準値を知っておくと、自分のコレステロール値が平均的かどうか把握出来るようになるでしょう。基準値を大きく上回っているようであれば注意も必要になってくるので、生活習慣の見直しなどが必要になってくるでしょう。

 

●コレステロールの基準値・正常値

 

コレステロールの正常値は150〜199と言われています。注意が必要なコレステロール値は、220以上です。基準値をオーバーしてしまった場合は、悪玉コレステロールを減らすための努力を要します。どうしてコレステロール値を下げなければいけないのかというと、動脈硬化を引き起こす恐れがあるからです。

 

動脈硬化の原因になりやすいもの
・高血圧
・肥満
・脂質異常症
・喫煙
・体質

 

●年齢が上になってくるほどコレステロール値は高くなりやすい?

 

50〜60代になってくると、正常値の方はかなり少なくなってきてしまいます。全体的にみてみると、どの年代においても正常値の方は多いでしょう。その他3つのコレステロールに関しては、40歳前後から正常値でない人もかなり出てきてしまうでしょう。少なくとも30%以上の方が異常値というデータも出てきています。このような表をみてみると、コレステロールを正常値にする事がいかに難しいか分かってきますよね。男性か女性かによっても正常値を超えるコレステロールの種類や年代も微妙に違ってきてしまいます。様々な角度からコレステロールが理解出来るといいでしょう。

 

コレステロールを下げるには?

 

コレステロールを下げるために薬を使う事も出来ますが、生活習慣も大きく関わっているため、生活習慣を見直すことも大事です。それでは実際にどのような事を見直していけばいいのか知ってみましょう。

 

●適度な運動に心がける

 

ガイドラインにおいては一日30分以上、一週間に180分以上運動するといいと言われています。合間時間をぬって運動する事も出来るでしょう。例えば2駅分歩くだけでもかなりの運動になります。とにかく体を動かす習慣をつけるようにしましょう。

 

●食生活を改善してみる

 

コレステロールには食生活もかなり影響してきます。コレステロールを高めるためには飽和脂肪酸、低下させるには不飽和脂肪酸が必要です。肉や卵の脂身、乳製品などは逆にコレステロールが上がってきてしまいます。大豆や魚などもおすすめです。

 

また食事時間や順番もしっかり決めておきましょう。例えば遅くても21時以降は食べないようにするなどと決めてみてもいいです。昼や朝を抜くことはせず時間通りに食事してみるといいでしょう。空腹のタイミングに食べると、肝臓からインスリンが大量に出過ぎてしまいます。午後10〜午前2時の時間帯は脂肪が蓄積しやすい時間帯でもあり、脳から脂肪蓄積指令が最もピークを迎える時間となります。また一番先にまずは野菜から食べることも重要です。食物繊維が不要な油分・糖分を吸着し、体外へ排出してくれるでしょう。

 

●まとめ

 

生活習慣をどれだけ気をつけていても、なかなか規則正しくバランスのとれた食事は食べられないでしょう。仕事が忙しい、運動する時間が十分にとれない、運動不足などの原因によってコレステロールが高くなってしまう可能性は十分あり得ます。しかしいきなり薬に頼ってしまうのではなく、まずは食生活など身近なところから改善していきましょう。薬は副作用や費用の心配がありますが、生活習慣を変えてみるだけであればお金もかかりませんし健康的です。それ以外ではサプリメント(薬ではなく食品扱いです)を活用してみるといいでしょう。

 

コレステロールを下げる食べ物や食事の仕方

 

コレステロールを下げるためには、何も薬だけではなく食事や食べ物でも出来るものです。それではどんな食事方法や食べ物がおすすめかみていきましょう。

 

●えごま油や亜麻仁油

 

油にも様々な種類がありますが、コレステロール低下に役立つオイルには次のようなものがあります。
・アマニオイル
・エゴマオイル
これらのオイルには「α-リノレン酸」というオメガ3脂肪酸の一つも含まれているのでおすすめです。α-リノレン酸にはアトピーやアレルギー抑制効果、認知症の予防効果もあり、一部は体内でEPAやDHAに転換されています。しかしα-リノレン酸からEPA、DHAへの変換量はごくわずかであり、リノール酸の多い油をとると、EPA、DHAへの変換が阻害されるようになります。EPAやDHAの効果を期待するのであれば、青魚やEPAサプリを直接摂取するのがいいでしょう。ちなみに目安の摂取量としては、一日小さじ1杯程度がおすすめです。α-リノレン酸は熱によって壊れやすいため、加熱せずにそのままサラダや納豆にかけて食べるのもいいでしょう。

 

●チアシード

 

チアシードとはシソ科の植物で「α-リノレン酸」が豊富に含まれているスーパーフードでもあります。海外セレブ注目の食材でもあり、日本でもローラさんや道端アンジェリカさんが愛用しています。

 

●青魚がおすすめ!

 

青魚には良質なたんぱく質のほか中性脂肪やコレステロールを低下させてくれるEPA、DHAがたくさん含まれています。特に次のような青魚がおすすめです。
・いわし
・さんま
・サバ

 

EPAは青魚にたくさん含まれる油の一つで「オメガ3脂肪酸」で血中の悪玉コレステロールを減らす効果があるとして、脂質異常症の治療薬としても使われています。一日一食はとっておきたいですが、さばは毎日食べておけばかなりのコレステロール対策となるでしょう。

 

 

コレステロールが高い原因は?

 

コレステロールが高くて悩んでいる人もいるでしょうが、コレステロールが高くなってしまう原因には複数考えられます。今回はその原因について探ってみましょう。

 

●生活習慣病が原因の場合がほとんど

 

コレステロール値が高いと高血脂症の疑いも出てきてしまいますが、これは生活習慣が深く関与している可能性が極めて高いです。特に食生活です。思ったようにコレステロール値が改善しないと困ってしまいますが、食生活を改善させるためにもコツがあります。

 

・アルコールの量を控える
一見おつまみの方が脂っぽいと考えてしまいがちですが、アルコール自体に問題が出てきます。アルコールは肝臓で分解されますが、分解されるとアセトアルデヒドという物質が出てきます。この物質が中性脂肪の材料となって脂肪酸を作りだしてしまうのです。飲む量が多い人や回数が多い人は控えるようにしましょう。

 

・食事量を減らす
単純ですが食事の量を減らしていきます。脂っぽい食事を避けていても、暴飲暴食してしまう傾向があれば注意が必要です。食べ過ぎるとカロリーオーバーしてしまう事もあり、エネルギー源として使われなかったブドウ糖は脂肪に姿を変えて蓄積されてしまいます。そのため肥満傾向になりやすく、中性脂肪と一緒に悪玉コレステロールが増えやすくなってしまいます。ただしコレステロールには食事由来のものが3割、肝臓での合成が7割と言われているので、食べる量が多ければそれだけコレステロール値は上がりやすいですが、中性脂肪ほどではないでしょう。

 

・コレステロール値の多い食品を避ける
たこやエビ、いか、ウナギ、貝類、うになどの食事は中性脂肪が多く、内臓脂肪に蓄積されて脂肪原因となってしまうでしょう。